食品工場のパートのおばちゃんって怖いの?
食品工場っておばちゃんが怖いって聞くけど、実際どうなの?
その答えは
初めは怖いと思うかもしれないです。
工場では、新人のパートさんが泣いているところをよく見かけます。
泣いてしまう理由は、教える人の口調がきついからです。
おばちゃんの口調がきつくなるのには理由がある
なぜ口調がきつくなるかというと、
- 機械音がうるさい
- スピード重視なので、とにかく急いで作業しないといけない
というのが原因です。
相手に短時間で声を張り上げて伝えないといけないので、「○○して!」と命令口調になってしまいます。
きつく言われたことがない人は、初めはびっくりして泣いてしまいますが、
数か月もすれば、敵意があるわけではないとわかってくるので馴染めるようになります。
やさしいおばちゃんが圧倒的多数
100人いたら、口調がきつい人は10人くらい、いじわるな人は4~5人くらいです。
正社員以上に仕事熱心な人が多くて、仕事中はきつく言われることもありますが、
困っているときには助けてくれるやさしい人が多いです。
上下関係を重要視する人もいれば、友だち同様にお付き合いできるような人もいて、
たくさんの人と出会えるので、自分に合う仲間も見つけやすいと思います。
ただ、困ったさんもいる
なかには気に入らないひとを排除しようとする困った人もいます。
自分の地位がおびやかされてしまうと思ったときに、いじめてやめさせようとする人がいるんですね。
工場勤務では、実力が可視化されやすく、仕事がはやいかどうかはライン(製品ごとの作業場)の状況を見ればすぐにわかってしまいます。
若い人のほうが反射神経がいいので仕事がはやく、長く勤めている人よりも評価が高くなることも。
自分がちやほやされなくなることをおそれて、自分より人気のある人や仕事ができる人をいじめて退職に追い込みます。
こういう人に標的にされるとやっかいではあります。
が、融通はききます。
バチバチリストに登録してもらう
食品工場ではたくさんの人が働いているので、合わない人も出てきてしまうというデメリットはあります。
が、働く場所の融通がかなりききます。
このラインで働いていたけど、この人とはやっていけない・・・
という場合は、シフトを変えてもらったり、ラインを変えてもらったりして、
二度と会わないようにしてもらうこともできます。
わたしの勤務先では「バチバチリスト」というものがあって、
過去に喧嘩になってしまったり、問題を起こしてしまった人の組み合わせをリスト化して、同じシフトにならないようにしていました。
合わない人がいれば、必ずしもやめなければいけないわけではないので、その点は安心できます。
人間関係の悩みは、食品工場やおばさんの有無に限らずどこにでもあることだと思います。
従業員数が多い分、悩むことも増えるかもしれません。その分融通はきくので、興味があれば働いてみるのも面白いと思います。