【新型コロナワクチン】1回目と2回目の副反応の比較
新型コロナワクチンは、2回目のほうが副反応が強く出やすいと言われていますよね。
(参考:新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査|厚生労働省)
統計では、すべての属性の人たちがまとめられています。
そのため、1回目に反応が強く出た人が2回目も強く出るのか。
1回目に反応が強く出た人が2回目はそれ以上に強く出るのか。
1回目にほぼ反応がなかった人が、2回目には強く出ているだけなのか。
といった個人の1回目と2回目の反応の比較が分かりづらくなっています。
そこで、わたしの実体験をとおして、
新型コロナワクチンの1回目と2回目の副反応を比較していこうと思います。
1回目と2回目の副反応
わたしの1回目の副反応は、
接種部位周辺の強い筋肉痛のみでした。
2回目の副反応は、
1回目と同じ接種部位周辺の強い筋肉痛に加え、
接種部位の腫れと熱、
38.5℃の発熱、
発熱からくる倦怠感と頭痛、体の関節痛がありました。
つらさは、下記の順番でした。
発熱 > 筋肉痛 > 倦怠感 > その他(接種時の痛み含む)
1回目と2回目の筋肉痛の比較
1回目と2回目のどちらも副反応としてあらわれた『接種部位の筋肉痛』を
経過時間ごとの痛みの強さを示すグラフにしました。
ピーク時の痛みの強さは、1回目と2回目で同じ。
ピークにいたるまでは、10時間ほど差がありました。
・1回目:接種後10時間
・2回目:接種後20時間
痛みを強く感じる時間はどちらも10時間ほどで、ほぼ同じでした。
・1回目の痛みピーク:接種後10~20時間
・2回目の痛みピーク:接種後20~30時間
痛みの強さは同じでしたが、
前回と打った箇所がずれたせいか、痛みのピーク時にできること・できないことは異なりました。
例えば、1回目のピーク時にはスマホは触れませんでしたが、2回目のピーク時は触れました。
1回目のピーク時は手洗いに手こずりませんでしたが、2回目のピーク時には手洗いするためにうまく手を曲げることができませんでした。
副反応の発熱はどれくらい続くのか?
つづいて、副反応の発熱がどれくらい続くかをグラフにしました。
みなさんが解熱鎮痛剤を飲むタイミングの参考になればいいなと思います。
筋肉痛がピークに達したあたり(接種後20時間)から、体温が上がり始めました。
38℃を越えたあたり(接種後22時間)から、倦怠感がひどくなり、横になっていてもつらい状態でした。
38℃の発熱があったのは、10時間ほど。
数時間で熱がひくと思っていたので、解熱鎮痛剤は飲まなかったのですが、
38.5℃に達した時点で飲んでおけばよかったです。
38.5℃になったあたりから、頭痛と関節痛もありました。
他の人はどうだった?
わたしの場合、厚労省の統計どおり、1回目より2回目のほうが副反応の種類が多く出ました。
わたし個人の結果だけでは、参考にならないと思いますので、周りの人の副反応も簡単に紹介しておきます。
●Aさん(20代 女性)
1回目:接種部位の筋肉痛のみ
2回目:接種部位が少し痛む程度
→ 2回目のほうが副反応弱め
●Bさん(30代 男性)
1回目:接種部位の筋肉痛のみ
2回目:接種部位が少し痛む程度、37.1℃の微熱
→ 2回目のほうが副反応弱め
●Cさん(60代 男性)
1回目:接種部位が少し痛む程度
2回目:副反応なし
→ 副反応は1回目のみ
●Dさん(30代 女性)
1回目:接種部位の筋肉痛
2回目:接種部位の筋肉痛、倦怠感
→ 2回目のほうが副反応強め
●Eさん(40代 女性)
1回目:接種部位の痛み
2回目:接種部位が少し痛む程度、37.7℃の発熱
→ 2回目のほうが副反応弱め
わたしの周りでは、2回目のほうが症状が楽だった人が多めでした。
必ずしも2回目のほうが強い症状が出るわけではないようです。
※ 今回の記事では、ファイザー製のワクチンを接種した後の副反応を紹介しています。
▽ワクチン接種前に準備しておいた方がいいこと