あらさばいぶる

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研究職を諦めようか迷っている話

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前回の記事で、研究職を目指すために、実験バイトを始めるまでの話を紹介しました。


今回は、実験のお仕事をやってみて、

研究職を諦めようか迷っているお話です。

 

  

そろそろ転職活動を再開したい 

実験バイトを始めてから2年弱。

 

実験の目途が立ちそうなところで、コロナや身内の不幸、私の体の不調が続きました。

あまり研究に没頭できていないこともあり、論文もかけていない状況です。

 

なので、ドクター取得までの距離感も縮まっていません。

 

しかしながら、

実験スキルは身についてきたのと、

ある程度の期間が経ってしまったので、

次の段階に進まなければ、と考え始めました。

 

 

今の職場は人間関係がよく、雑務の押しつけもない。

スキルを身につけるのに最適な環境で、私にとってホワイトな職場。

ずっといてもいいかな、と考えたこともありました。

 

 

ですが、

・月給制から時給制になってしまったこと。

・フレックス制がなくなってしまったこと。 など

働きづらくなってきたので、そろそろ卒業かな、と考えはじめます。

 

 

つまりは、かねてから考えていた転職活動を再開するということです。

そこで、新たな悩みが生まれます。

 

 

悩み①:本当に研究職じゃないといけないのか

研究職がしたい理由①:新しい考え方を作れる

私が研究職を目指したのは、新しいモノをつくりたいというボヤっとした理由。

なぜ新しいモノをつくりたいのかまで本当の意味で掘り下げられていませんでした。

 

当初考えていた「新しいモノをつくって自分が生きた証を残したい」よりも

「生きるために新しいモノをつくりたい」のではないか。

 

つまり、何があっても生きていける力、

“自分のアイディア”で稼ぐ力を手に入れるのが本質的な欲望なのかもしれない

と考えるようになりました。

 

 

研究職がしたい理由②:誰もやってないことをして、人々をあっと言わせたい

やりたいこととして『新しいモノづくり』に行きついたのは、 

 

・人を驚かせたい

・誰も知らないことを見つけたい

・人と違うことがしたい

・人を感動させたい

 

という考え方がありました。

 

 

この考え方を並べた当時は、「研究(開発)職しかない!」と思いましたが、

いま思えば他にも達成できそうな仕事はありそうですよね。

 

 

研究職がしたい理由③:心が落ち着く

検査や実験の仕事には、心を落ち着かせる作用が(私には)あります。

 

・作業中は、周りから話しかけづらい

・外部の情報を遮断して、自分の思考に集中できる

というように他のことを考えなくてもいいことと、

 

作業をこなすことで、前に進んでいる感じが安心するのだと思います。

 

 

***

 

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

研究職がしたい理由3つは、ブログを書くことで満たされています。

 

「バイトでドクター(博士)を取る過程を発信できたら、キャリア選択に勇気を与えられる人がいるのではないか」

 

という理由もあって、ブログを開設しました。

が、ブログを始めたことで、研究職を目指さなくてもいいのでは、と考えてしまったわけです。

 

 

というのも、ブログは研究職みたいなところがあるからだと思います。

「どんな記事を求められているかな」と仮説を立てて、

「どうやって書いていこう」と方法をつくり、

「書いてみよう」と実験し、

「これくらいの人に見てもらえた」と結果が出る。

 

それのくり返し。

 

「ブログで発信する」ことは、論文を書いて発表するのと似ています。

 

 

会社員時代の経験を無駄にしたくない気持ちもあり、世が言う検査・実験の仕事を選んできました。

しかし、これまでの自分の経験に固執するのも生きづらくなるので、あっさりやめてしまってもいいかもしれません。

 

 

 

悩み②:働く条件を妥協しなければならないのか

自分の欲望すべての条件に合う企業を探すには、かなりの数の求人に目を通さなければなりません。

時間がかかる上、見つかるかも不明。

見つかったとしても、採用してもらえるかわからないですよね。

特に私はアピールが下手すぎるので、実力以上の企業に採用してもらえる気がしません。

 

 

だから、妥協する部分も必要。

そう思っていましたが、本当にそうなんだろうかと考えるようになったんです。

 

 

職種、勤務地、休日数、残業時間数。見える分がカッチリ合ったとしても、

配属されたところの人間関係まではわからないし、任される仕事もある程度やってみないとわからない。結局は運。

 

 

そんなわからないものに私の人生が左右されるのは、いやだな

と心が拒否反応を起こすようになりました。

 

 

そんなの、わがままだと思われるでしょう。

でも、本当にわがままが通らないのでしょうか。

 

 

 

もうひとつ、求人情報では見えない情報があります。

 

前の会社では、ずっと先輩と2人で働いていたので、

先輩を立てて、通常業務では主導権を握ることができなかったのも仕事がつまらなかったことの要因でした。

 

主導権を握るには、先輩になればいいのか

というとそうでもない気がしていて。

組織に属している以上、上の立場にはさらに上がいますよね。

結局は、自由が制限されてしまうのではないか。

という考えに至りました。

 

 

 

すべての悩みを解決する方法

私の悩みをまとめるとこうです。

 

・自分の力で稼げるようになりたい

・新しいモノをつくる仕事がしたい

・他人の雑用はしたくない

・働く企業を探すしんどさを解消したい

・面接でちょっと会話したくらいでスキルやポテンシャルを判断されたくない

・職種、勤務地、休日、仕事時間、一緒に働く人を手に取るように選びたい

・自分が主導権を握って、事業を進めたい

 

 

ぜいたくな悩みですが、解決する手立て候補が見つかりました。

 

 

 

 

 

それは、

 

独立すること。

 

 

 

 

これで、解決ですよね。

自分がトップになればいいんです。

なぜ、今までその発想にいたらなかったのか、不思議です。

 

 

 

研究職で独立できればいいのですが、

検査機器や場所がないと仕事ができないので、

一緒に働く人や勤務地を選びづらいのが難点です。

 

 

なので、

まずはいくつかの職種でフリーランスを目指しつつ、今のバイトをもう少し続けていこうと考えています。