新型コロナウイルスのドライブスルー式PCR検査の流れ ~熱が出てから結果が出るまで~
車でコロナのPCR検査を受けてきたので、一連の流れと内容をお伝えしていきます。
細かい対応は、自治体によって異なる可能性がありますので、ご容赦ください。
まず熱が出たらすること ~コロナ禍での風邪の診察~
37.5℃の熱が出たので、かかりつけ医に電話で相談
コロナの影響で予約制になっているとのこと。
辛いのに何度も往復することにならないよう、初めての病院でも必ず電話してから向かうことをおすすめします。
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症状をできるだけ細かく電話で説明
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指定された診察時間に病院に行き、診てもらう
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病院の外で診察
体調が悪化しないように温かい服装で行くといいですよ。
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4日熱が続いたらかかりつけ医に電話するよう言われる
熱が続いたら、PCR検査の予約をかかりつけ医にお願いします。
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4日熱が続いたらすること ~PCR検査の予約と準備~
PCR検査の予約依頼
予約はかかりつけのお医者さまがしてくれました。
できるだけはやく予約が取れるように朝一で電話をしました。
日曜日に検査は行っていないそうなので、金曜に電話したら、はやくて土曜か月曜に検査できるようです。
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医師会から電話
PCR検査は医師会が受け持っているので、医師会から直接電話がかかってきます。
自分の名前、住所、緊急連絡先、車のナンバー・車種などを聞かれ、
検査の流れの説明がありました。
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検査当日の流れ
速達で必要書類が送られてくる
医師会から電話があった翌日に必要書類が送られてきました。
《 送られてきた書類 》
・検査の流れ・会場の進み方の説明
写真付きで細かく指示が書かれています。
・車のダッシュボードに置く用の紙
車の窓やドアは検査の瞬間まで開けることができないので、
検査者だとわかるようにダッシュボードに置く用の許可証です。
ポストを何度も確認しに行きましたが、配達員の方が玄関のチャイムを鳴らしてくれたので、ポストを見に行く必要はなかったです。
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書類が届いてるか電話で確認がくる
出発しようと思っていた10分前くらいに届きました。
ぎりぎりでしたが、5分ほどで目を通せる書類でした。
※ 記入するものはありません。 目を通すだけでことたりる書類でした。
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車で向かう
片道1時間弱かかりました。
熱があってつらいのに、ふだん行かない場所&長時間運転はこたえました。
ちなみに・・・
運転は本人じゃなくてもいいようです。
その場合、検査を受ける人は後部座席の右側に座ります。
※ 検査は車の片側のみで行われるため
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ダッシュボードに許可証を置き、会場に入れてもらう
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窓越しで保険証を見せる
説明はジェスチャーと紙芝居のみでなかなかシュールでした。
紙芝居で「保険証の写真を撮ってもいいですか?」と聞かれたので、指でまるをつくりました。
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順番を待つ
待機場所があるので、自分の番がくるまで待ちます。
感染対策だとは思いますが、前の人(車)とは一定距離を置いてもらえますし、検査が終わってからも一定時間あけてから案内してもらえます。
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検査
名前を言って、鼻に綿棒を突っ込まれます。
いたいです。
インフルエンザのあれです。
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そして1時間弱かけて帰る
鼻の痛みは1時間ほど続きましたが、くしゃみをしたら少し楽になりました。
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結果は翌日に分かる
日曜日は休みなので、土曜日に検査を受けた場合は月曜日に結果が知らされます。
結果は、かかりつけ医からの電話連絡で教えてもらいました。
合わせて後日、書類でも結果が届きます。
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陰性と結果が出ても、陽性の可能性はゼロではないということで、
- 症状がなくなってから72時間は自宅待機
- 症状がなくても発症した日から10日間は、体調の経過観察(毎日検温して、症状が出ればすぐに病院に相談) をするように言われました。
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わたしは陰性だったので、ここまでの流れしかわかりません。
陽性だった場合は、保健所から連絡がくるようです。
ちなみに料金はかかりませんでした。
検査を受けて思ったこと
まず思ったのは、この一連の流れは、無症状だったらまったく大したことないけど、1週間風邪が長引いた状態だったら結構しんどいです。
「痛い思いとつらい思いをしても治るわけじゃないんだよなー」と、ふと思った瞬間に複雑な気持ちになりました。
電話や書類もいつくるかわからないので、その間ゆっくり休むこともできず。
わたしはまだ体が動くからよかったですが、もっとつらい人は、検査が先延ばしになってしまうんだろうなと思いました。
コロナの疑いがある人は、できるだけ早い段階で検査を受け、感染の連鎖を防ぐ必要がありますよね。
しかし、現実はきびしいなと思いました。
すぐに病院に行って、すぐに検査の予約をしたわたしでも、結果がでるまで1週間かかりました。
陽性だった場合は、そのあとに濃厚接触者の検査をすることになります。
1週間のブランクって大きい気がしますよね。検査までに時間がかかるともっとあくことになります。
その間に感染の連鎖が起きてしまいそうだな、と思ってしまいました。
もうひとつ驚いたのは、「濃厚接触者の有無や行動歴はいっさい聞かれない」ということ。
PCR検査で陰性という結果が出たとしても、ほんとうは陽性ということもありえます。
行動歴をデータとして持っておくと、感染対策で活用できることもありそうなのに、と思いましたね。
みなさんが検査を気軽に受けれるように、との配慮なのでしょうか。
以上、新型コロナウイルスのドライブスルー式PCR検査の一連の流れでした。
おまけ
アルコール消毒はスマートフォン(携帯電話)も忘れずにやりましょう。
※菌検査をしたところ、スマホやPCのキーボードなどのよく触る場所は手よりもたくさん菌が潜んでいました。