No.002 噂好きディメンター【モンスター社員図鑑】
モンスター社員図鑑
モンスター社員の生態について記録していきます。
No.002 噂好きディメンター
~ 何の話してるの? それ私にも吸わせて ~
生態・特徴
時間消費のスペシャリスト。
人の時間と魂を吸い取り、自身のエネルギーに変える。
その特徴は周りに伝染していく。
一人だと何もできないが、群れると強気になる。
いろんな人に近づき、根掘り葉掘り質問をすることで弱点を探す。
人に嫌われたくないという小心者な一面もある。
女性に多いと思われがちだが、男性にも一定数いる。性別は関係ない。
対処法
同意をしたが最期。魂を売ることになる。
他人の話であれば、「なるほど、ディメンターさんはそう思うんですね。」と自分の意見を言わないことだ。
「その人の話は興味ないです」と言ってしまうか、興味がなさそうにするのも効果的。
また、ディメンターは常に人の弱点を探している。詮索されるのを防ぐには、自分の面白エピソードを常備しておくとよい。
彼らの前ではエンターテイナーとして立ち回りたい。
ターゲットにされた場合、長期戦になることが多いが、毅然とした態度で振る舞うことが大切。
何を言われても挨拶をするなど、人として当たり前のことをするように心がけることも対処において必要になる。
エピソード
例①:社内の未婚男性全員と付き合っていることになっていた
ディメンターにもグループがあって、それぞれのグループから好き勝手に他の男性とくっつけられました。
ふたりで話しているのを見られただけで付き合っていることにされてしまいます。
私は、仕事をしているだけだというのに!
気持ちを無視されたことに加え、まじめに働いているのに仕事以外のことをしていると思われていたことにもショックを受け、社内でコミュニケーションを取りづらくなりました。
例②:忙しい時に限って時間を吸い尽くしてくる
こちらが忙しいのに気付いているのか気付いていないのか、やたら話しかけてくる人がいます。
その話も仕事とは無関係な話。
「あの人はB型だから、自分のことしか考えてない」だとか、
「芸能人の不倫のニュース見た?」など、
かなりどうでもいい話。
しかも、長い!断らなければ、30分は時間を取られてしまいます。もちろんその分は残業。
どうしても話したければ業務時間外にしてほしいです。
噂好きディメンターをやめよう
他人の話しかできないのは、自分の話ができないからですよね。
自分の話ができないのは、挑戦していることがないからです。
噂を言い続けても何のスキルも身につかないですし、人の気持ちが離れていきます。
友人だと思っていても、人のエネルギーを吸って力にしようとする人ばかりが寄ってくるので、自分のことを考えてくれる本当の友人ではないなんてことも。寂しい気持ちはいつまでも満たされません。
本当の友人がほしいなら、もっと他のスキルを伸ばしたほうがいいですよね。
友人を無理につくらなくても、努力して自分を好きになれば、一人でいるのは別にそこまで怖いことではありません。
死ぬときにいい人生だったと思える生き方をしましょう。